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暮らしづくりのレシピ

life recipe

LIXILさんに聞いた! タイルとインテリアのお話

  • 2022.05.13
インテリア
外観

 2022年4月16日(土)にオープンした新モデルハウス『CRAS(クラス)』

その『CRAS』を舞台に先日、住宅メーカーLIXILさんをお招きしてインスタライブを開催しました!

テーマはタイル。上質感を演出するため、今回のモデルハウスでは沢山のタイルを採用しています。そのほとんどがLIXILさんのもの。インスタライブでは、商品の一つひとつをLIXILタイルチャネル営業部の落合さんが解説してくださり、とても貴重な機会となりました!

→[ @hanaoka_syle ]からのインスタライブの様子はコチラから!

 

さて、そんなインスタライブの一コマから少し離れて、落合さんとの雑談からアレコレ聞いていると、タイルとインテリアについてのお話に。

今回の暮らしのレシピは、インスタライブ延長戦! 『タイルとインテリア』について、落合さんにお話をお伺いしました。

 

 

1.インテリアのトレンド


後藤田:「落合さんのお話を聞いているとタイルって種類も豊富でデザインも多様化していますよね。インテリアの流行と密接に関係しているですか?

 

LIXIL・落合さん:そうですね。やはり空間を演出する大切なアイテムですので、関係はしていますね。

 

後藤田:ちなみに、最近のインテリアのトレンド(※)は、どうなんでしょうか?

 

LIXIL・落合さん:近年のインテリアスタイルは、様々なスタイルがミックスされたものが増えてきたように思います。インテリアの〝パリコレ″と呼ばれている『メゾンエオブジェ』やタイルの国際的展示会『ミラノサローネ』でも、ミックススタイルが年々増加傾向です。

例えば、定番となりつつあるボーホーシックは、フランスのエレガントさの中にアフリカンなトライバル柄を混ぜてみたり、また、テラコッタのようなアフリカンな要素と日本の縦格子を組み合わせをしたり…。モダンと一言で言ってもどこかインダストリアルな雰囲気を持つアイテムがコーディネートされていたりと、ミックススタイルは年々増加し、そのバリエーションも豊かになっているようです。

 

後藤田:私にとってあまり耳馴染みがない言葉が並びますが、写真を見ると、確かにインスタグラムやピンタレストなどのSNSで見かけるインテリアスタイルですね!

 

LIXIL・落合さん:そうなんです。ところで、後藤田さん〝ジャパンディ″という言葉を聞かれたことはありますか?

 

後藤田:聞いたことないですね。

 

LIXIL・落合さん:〝ジャパンディ″もミックススタイルの一つで、インテリアに感度の高い方は、最近耳にすることが増えたかもしれません。

「Japan(和)」×「Scandi(北欧)」を掛け合わせたスタイルのことです。北欧スタイルの特徴であるシンプルな機能美や『hygge(ヒュッゲ、家庭的な居心地の良さを指すスウェーデン語)』と、日本の『侘び寂び』を融合させ、ストレスのない雰囲気を作り出しています。繊細で柔らかな木目や、控えめな優しい色使いで、明るく清潔感のある空間が特徴なんですよ。日本の伝統的な格子や金つぎをイメージさせるデザインもみられます。

 

 

後藤田:わぁ、素敵です。和と北欧の特徴がバランスよく生かされていますね。確かに、アイボリーやベージュなどの控えめなニュートラルカラーが印象的です。

 

LIXIL・落合さん:そうなんです。海外でも注目のインテリアトレンドなんですよ。

 

(※)…最新のトレンドについては、現在現在LIXILで分析中です。タイムラグがあることをご承知おきください。

 

2.タイルのトレンド


 

LIXIL・落合さん:海外では、毎年魅力的なタイルが次々と生み出されています。その中でも、高意匠・高品位のタイルを提供しているイタリアでは、毎年世界40か国の最新のタイルが集まる、世界最大の見本市『チェルサイエ』が開催されています。この『チェルサイエ』は2019年までで37回開催されていて、最先端トレンドを求めて、世界各国からディーラーや建築家、デザイナーが来場します。2020年以降、『チェルサイエ』を含めた各展示会はコロナ禍の影響もあり、規模の縮小やオンライン開催となっていますが、LIXILではこの展示会を継続して視察しています。

 

後藤田:オシャレなタイルがLIXILさんで発表されるのは、このような最先端トレンドの調査や研究があってこそなんですね。

 

LIXIL・落合さん:そう言っていただけると、嬉しいです!

…さて、今回はタイルのトレンドの中から特に注目したい2つのデザイントレンドをご紹介したいと思います。

まず一つ目は、希少石デザインを再現したタイルです〝加飾技術″といって、タイルにデザインの色付けをする技術は年々進化しています。柄模様や透光感、質感の表現力が向上したことによって、希少石などの天然素材をよりリアルに再現するタイルが増えてきました。

耐久性や品質の安定性等の面からも、天然素材の代わりにタイルを選ぶメリットは大きいと思われます。希少石はもちろん、木材などの限られた資源を守るという観点からも、タイルはサスティナブルな素材として注目が集まっているんです。

後藤田:『CRAS』の床で採用されている『ジェントフロア』も石目の模様が特徴的ですよね。キラッと光るツヤ感も高級感があります。トレンドなコーディネートということでしょうか?

 

LIXIL・落合さん: そうなんです、後藤田さん。実は『CRAS』は、タイルの他にもインテリアでも最新のトレンドを取り入れているんですよ(力説)!

具体的に言うと、素材感のある大理石のテーブルを採用していたり、グレーの中でも比較的クリアなグレーをファブリックに取り入れていたり、また、テーブルやチェアに細くすっきりとしたブラックの脚のものをコーディネートもされているんです。

 

後藤田:そうなんですね…! 勉強不足ですいません!

 

LIXIL・落合さん:いえいえ、これを機に興味を持っていただけたら幸いです。さて、もう一つご紹介したい注目トレンドは異素材ミックスです。

 

後藤田:先ほどのインテリアトレンドでも「ミックス」という言葉が出てきましたね。

 

LIXIL・落合さん:そうですね。こでまでの型に縛られず、何かとなにかを混ぜ合わせることで、ミックステイストがどんどん登場してきています。異素材ミックスというのは①木と和紙②金属とガラスといった、異素材の材料をミックスしたものから、③マットとブライト④フラットとレリーフといった光沢や凹凸のミックスなど様々な表現があります。違う質感、異なる形状の素材が複雑に調和することで、新たな魅力が生みだされます。

 

後藤田:『CRAS』で採用されていた外壁タイル『彩琳(さいりん)』も、マットな部分とツヤ感がある部分とミックスされたタイルですよね。

 

LIXIL・落合さん:はい、異なる釉薬(ゆうやく)のかかったマットとブライトのタイルがミックスされています。釉薬というのは、タイル焼く前に表面に塗るガラス質のもので、釉薬をかけることで、無釉タイルでは表現する事のできない、色や色ムラ、ツヤ、光沢など様々な味わいが表現できるんですよ。

 

後藤田:質感が陶器のようで、和を感じさせるミックススタイルですね。

今回、落合さんとお話していて、インテリアのトレンドが『CRAS』に詰まっていることが、改めてよく分かりました。

 

LIXIL・落合さん:後藤田さん、本当にそうなんです。今回、訪問させていただいて私も驚いています。弊社の商品を素敵にコーディネートしていただき、LIXIL社内でもとても評判なんですよ^^

 

後藤田:ありがとうございます。 『CRAS』のインスタライブから長時間ありがとうございました! また、ぜひ遊びにいらしてください。


 

タイルとインテリアのお話どうでしたか?

最新のインテリアトレンドが詰まった『CRAS』で、ぜひ、素敵なタイルたちに触れてみてください。

沢山の方のお越しをお待ちしています✨

 

この記事をかいたのは
わたしです
総務部 主任
後藤田陽子
2011年4月入社 城南高校 四国大学

取得資格
整理収納アドバイザー2級