一級建築士が解説!ZEHに関するQ&A part2
- 更新日:
- 2023年10月11日
- 公開日:
- 2021年5月28日
に引き続き、はなおかの一級建築士がZEHについて解説いたします!
今回はZEHのメリットや申請方法について。
ぜひ、ご一読ください(^^)/
ZEH=ネット・ゼロ・エネルギーハウス
ZEHとは、高性能・省エネな室内環境を実現し、太陽光パネル等によりエネルギーを創ることで一次エネルギーの消費量をプラスマイナスゼロにできる、地球にやさしい住宅です。
Q4 .ZEHのメリット
① 光熱費が下がる
ZEH入居者の電力・ガス、売電額の単月収支変動
(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業 調査発表会2020資料より)
ZEH1軒あたりの平均コスト収支は年間2万1266円。太陽光発電等により十分なエネルギーをまかなえているということになります。一方、持ち家のある世帯の年間光熱費(上水道除く)は約18万円。太陽光を載せないとすれば、ZEHの家と比べて年間約20万円の差が出ます!(※「e-Stat 統計でみる日本 家計調査 第7表」より)
ZEHに入居した方のZEH推奨ポイント
(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業 調査発表会2020資料より)
ZEH居住者が推奨するポイント第一位は“光熱費の安さ”。一次エネルギー消費量がおおよそゼロになることで、上記のように、ZEHを建てた人の多くがそのメリットを実感しています。
② 断熱性能が上がり、快適で健康な暮らしが送れる
上記資料のように、高断熱住宅には様々なメリットがあります。健康面だけではなく、空調時に室内の温度ムラが少なくなることや、空調停止時からの温度変化がゆるやかになるということも特徴で、快適な室内環境が得られます。
詳しくはこちらをご覧ください。
一般社団法人日本サステナブル建築協会資料「省エネ住宅」と「健康」の関係をご存知ですか?
③災害時にも安心!
ZEH化した住宅に蓄電システムを備えることで、停電時や災害時で電気が使えないときでも、自力で電気を供給できる災害に強い家としても力を発揮します。
Q5 .申請方法
ZEHは、指定された施工会社(ZEHビルダー)でなければ建てることができません。
補助金の申請手続きは施工会社(はなおか)が行います。はなおかのZEH建築棟数の割合は徳島県内の1/3を占めており、これまで130棟以上の実績があります!また、お客様の方でご準備いただく資料は免許証のコピーのみ。煩わしい手続きは不要です。
※間取り、窓、設備、断熱等の仕様についてはZEH申請後にはできません。
まとめ
これからますます注目されるであろうZEH(ネット・ゼロ・エネルギー住宅)。
本当はまだまだ語り足りないのですが…(笑)
知れば知るほど「ZEHってすごい!」と、その魅力に虜になるはず。「ZEHについてもっと深く知りたい」という方々は、ぜひ、事務所までお気軽にお問い合わせくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事の執筆者
吉田哲也
取得資格
1級建築士・ブロック塀診断士・徳島県木造住宅耐震診断員・CASBEE戸建評価員・整理収納アドバイザー2級
取得資格
1級建築士・ブロック塀診断士・徳島県木造住宅耐震診断員・CASBEE戸建評価員・整理収納アドバイザー2級




